お金が足りない

soi

2023年02月04日 02:10



行ってきました!3年半ぶりのタイ。
店を閉じ、コロナでイベント復活も3年以上してなくて、
このブログの存在意義もなくなりつつあるいま、
せめてこんな私的記録でも ここに載せておいていいですか?

未だに1日数人(0人も頻繁)の方が見に来てくれていることに、
大々々感謝して、
そんなあなたに向けて書かせていただきます!






行ったのがちょうど中華正月(春節)と重なってたんで、
宿がないんじゃないかと心配しましたが、
毎日ふつうに泊まれました。
ただ、帰国直前にPCR検査を受けたんですけど、
その検査場(タイ保健省結核課?)は、ほぼ中国人とタイ人でした。
話がいきなり旅の最終日ですけど忘れないうちに言っとくと、
日本はまだ帰国の時にワクチン3回接種証明書か陰性証明書が要ります。
もうじきそれもなくなると思いますが、
近々タイに行く予定で陰性証明ほしいって方は、
Department of MTB(↑のとこ)で検索してみてください。
検査費用がバンコクの有名病院の3分の1以下です。

学生時代の旅を除くと、
タイでは田舎へ行くことが旅程の大半を占めるのがお決まりになりました。
今回も東北地方(イサーン)のコンケンという町へ行ってきました。
長野から神戸へ行くくらい遠いので行きも帰りも途中で1泊、
コンケンに2泊というスケジュールです。






コンケンは古い街で、
アンコールワットを造ったクメール文化の遺跡や、
タイでは珍しい四角い9層の仏塔があります。
でも、外国人がじゃんじゃん来るような観光地じゃありません。
滞在中も、明らかな外国人は3,4人しか見ませんでした。
わざわざ片道2日がかりで行くことはない気もしますが、
田舎はタイらしさ(外国人がタイに求めるものだと思う)がまだ存分にあります。
バンコクはバンコクで、住んでた懐かしさを味わえますが、
あまりにも都会過ぎてちょっと…な感じ(行くたびに加速する)。







ただ今回バンコクで嬉しかったのは、
閉鎖が決まっているバンコク中央駅(ホアランポーン駅)に、
たぶん最後のチャンスで入れたこと。
学生時代、初めてのタイ旅行でもここから列車に乗った、
昔ながらの姿が残る思い出の場所のひとつです。
当時(1993年)はいまのような高架鉄道(BTS)も地下鉄(MRT)もなく、
鉄道は電化されてない、この国鉄だけでした。

タイ各地へ向かう国鉄のターミナルとしての役割が郊外の新駅に移り、
予定ではとっくに閉鎖、資料館的な施設になっているはずでした。
それが、、、予定がずるずる延びて、まだ列車も乗客もいました。
そもそも昔のタイは、
公共工事の予定なんて予定通りに完成しないのが当たり前でした。
でも最近は毎年のようにBTSもMRTも路線が拡大して、
行くたびに知らない駅が増えています。
だからホアランポーンはコロナで行けないうちになくなっちゃうんだ、
と思っていたら、そこはまだタイでした。







3年半ぶりにタイの緩さや味を噛みしめた旅は、
最終2日間を金欠状態で過ごすことになったのが大誤算でした。
屋台の料理は数年前の1.5~2倍、
そこに円安が追い討ちをかけるひどい日本人虐待で、
円換算すると何もかも2~3倍に値上がりしてる感覚です。

おかげで帰国の前々日から現金が足りなくなる予想がつき、
いつもならクレジットカードのキャッシングが最終手段なのに、
今回は手数料が1000円近くかかるとATMが言うもんで、
こっちからお断りだ!と強がってみせたところ、
危なく空港へ行く電車賃すらなくなるほどギリでした。
甥っ子に「お土産はタイのお札ね」と頼まれていたのに。

次からは1週間で4万円持って行くことにします。

完全にただの旅日記でした。



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