2016年10月14日

タイの父の日

タイで歩道橋の柵にくくり付けられた、
膨大な数のメッセージカードを見てびっくりしたことがあります。

メッセージを書いたのは、
たぶん小学生ぐらいの子供。
宛名は、“大好きな王様”。
それは“父の日”に向けてのイベントだったと思います。
タイで“父の日”は、国王誕生日です。
どうにか読めたカードには、
「私はこの国が大好きです。なぜなら王様がいるからです」
というメッセージが書かれていました。

そんなカードが びっしりと並んでいました。
けっこう衝撃でした。

若者が普通に、
国王の長寿を願うキャンペーングッズを身につけていたり、
どんな店にも国王の(たいていは若いときの)写真が飾られていたり、
自分の中にはない感覚を持つ国なんだと感じました。

絶大な尊敬と人気を持ったプミポン国王が亡くなりました。
タイの未来に幸福が訪れることを祈ります。




お祭り騒ぎの“父の日”前夜(2007年)


国王の80歳の誕生日を祝うTシャツ(2008年)
  

Posted by soi at 02:31Comments(0)タイランド雑感