2012年08月30日

単刀直入にお知らせ

今週末の日曜日(9月2日)はイベントに出店するので、
ぜひともそちらにお越しください。

シンカイグリーンマーケット
http://greenmarket.naganoblog.jp/e1081305.html

前回6月の様子はこちら↓
http://greenmarket.naganoblog.jp/e1028871.html

出店者が言えば言うほど手前味噌っぽくなっちゃうのを承知で言いますが、
前回は、ふだんうちには来ないお客さんがたくさんいて面白かったです。

またきっと鶏のバジル炒めかけごはんを作る気がしますが、
もしかしたら何か別のメニューをひねり出すかも… 未定です。  

Posted by soi at 01:39Comments(0)お知らせ

2012年08月28日

タイ料理が辛いって誰がきめた

激辛料理の3番か5番バッターのようなタイ料理(4番はどこかに譲って)です。

ところが!
タイ料理が辛くなったのは、まだたった300年ぐらいの間らしいface08
ということを知りました。
なかなか意外です。世の中知らないことだらけです。

教えてくれたのは『世界の食文化5 ~タイ~』という本。
こんど誰かにタイ料理のうんちくでもひけらかしてやろうという企みが
顔に出ないように細心の注意を払いつつ、
先週、店の前の巨大な本棚から借りてきました。
この本によれば、
唐辛子がタイに伝わったのは17世紀のアユタヤ朝時代で、
それより前はコショウやクミン、にんにくなどで辛味をつけていたのでは?
という推論でした(確かめられる記録がないとのこと)。
だとすれば当然、その頃のタイ料理はたいして辛くなかったはずです。

その根拠のひとつに挙げていたのがコショウです。
コショウはタイ語では、“プリックタイ”。
“プリック”は唐辛子のことで、“タイ”はタイなので、
直訳すると“タイの唐辛子”という意味になります。
つまり、単独で“コショウ”という単語はないんです。
このことはぼくも前から不思議でした。

わざわざ“タイの”という説明をつけるということは、
“外国の”唐辛子と区別したわけです。
きっと元々はコショウのことを“プリック”と呼んでいて、
それより辛みの強い外国のプリック(唐辛子)が入ってきたら、
17世紀のタイ人たちはそっちにすっかり心奪われて
タイ料理は辛さを中毒気味にエスカレートさせ、
唐辛子に“プリック”の称号を移してしまったんでしょう。
JKTから来た新メンバーがAKBでセンターを獲るようなもんです。
それでコショウをわざわざ“タイの”とつけて呼ぶようになった、
というのがぼくが本の著者にひっそり対抗して導き出した推論です。

↓生コショウ(濃い緑色の房状につながった粒々)は今でもタイ料理で活躍してます。


本にはほかにも、瞳からスケールズ(うろこ)な話がざっくざくで、
タイ料理マニアとタイ料理店店主にパワープッシュさせていただきます。

最近、豆のことばかりくりかえし書いてて恐縮ですが、
また豆が伸びてきたので今週もランチは、バジル炒めごはん(650円)連投です。
麺は、冷やしトムヤムクンヌードル(650円)です。
  

Posted by soi at 03:58Comments(2)料理

2012年08月09日

休みと休みの前

タイの長い豆は、ずいずい伸びてきて、
すっかりほどよい太さになりました(長さは本国より短め)。
今週のランチが彼の活躍の場(バジル炒めごはん)でないことが
残念でなりません。
そして来週は盆休みになってしまうことが
彼を一層落胆させているはずです。
ネクストバッターズサークルで打つ気満々だったのに
目の前でトリプルプレーが起きてしまったようなものです。

早く彼をバジル炒めの中で大活躍させてやりたいところですが、
再来週まで豆が健在であることを祈りつつ休みに入ります。


とは書きましたが、
まだ来週までには3営業日あります。
あしたのランチ以外ならバジル炒めごはん作れるので
ぜひ長い豆の入ったバジル炒めを食べにいらしてください。

10(金)昼、夜、通常営業
11(土)ランチは夜と同じメニュー
    (いつもの平日ランチ2種類でなく、バジル炒めもあり)
12(日)昼のみ営業(いつもの日曜営業)

13(月)~17(金)盆休み  

Posted by soi at 23:16Comments(0)お知らせ

2012年08月05日

このみ

週明けまでブログ更新しない宣言をしたら更新したくなりました。
そんなもんです。

たまには日記的なものも書いてみようかと。
きっと今夜は息苦しくなるほど大量にアップされているはずの、
お祭りネタです。

といっても、うちは踊りの列が通る場所から離れているので、
毎年ほとんど影響ありません。
どころか、みなさん夜の本番に備えている(?)らしく、
昼なんてこの辺を歩く人は いつもより少ないぐらいです。


今年も暗くなりかけた頃、店の前を法被姿の集団が通り過ぎただけで、
あとは静かに独り読書に耽りました。

長野市に15年以上いて、実はびんずるに行ったことがありません。
旅先で現地の祭りに遭遇すれば嬉々としてカメラを向けまくり、
遭遇しなければするところまで移動したりもします(それは遭遇じゃない)。


長野でも近所の神社の秋祭りなんかは、お囃子の音に誘い出されやすいです。


だから、好みの祭りとそうでもない祭りがあるんだと思います。
ふらふら見に行っちゃう祭りは、
たぶん宗教というか信仰の意味合いを含んだもので、
逆に市民祭りの類は、中学生のときの
“ちょっと背伸びして学校での自分とは違う自分になる場”
的なイメージがいまだに拭えないみたいです(あくまで自分の問題)。

今夜は、
「最後にちょっとアイス食べたくなって」というご夫婦と、
踊りを観てて喉が渇いたらしいお一人様が帰りがけに寄っていただき、
どちらも少し熱を孕んだままの様子で、
今年はお祭りの非日常感を店にいても感じることができました。  

Posted by soi at 01:39Comments(0)雑感

2012年08月03日

にょろ~ん

古新聞を縛るヒモと間違えるほど長いタイの豆、ついに伸びてきました。


いま一番長いやつが40センチほどなので、
たぶんこれからまだ伸びます。
タイでよく見てたのは70センチ以上あったんで。

種を蒔いてからすでに4か月が経ち(そもそも芽が出るのに2か月!)、
「実がなるころには赤とんぼが飛ぶなface07」と諦め気味に思いましたが、
最近の度を超えた暑さのせいか、成長がカール君並みの加速を見せています。
カール君が分からない方は、
“カール・ルイスより速い”とイメージしていただければ間違いありません。

自然の摂理として「花が咲いたらいよいよ実だ」と待ち構えていたのに、
さっぱりそれらしいものが出てこなくて、またくじけそうになっていました。
ところが!
毎日水をやっていながらぼくは気付かなかったのです。
だらしなくぶら下がるものが、あの豆だということに!!
支柱から外れた茎に見えたんでしょう。
そして気付いてみれば、いつのまにか何本も、にょろ~んにょろ~ん。
どうやら花の付け根から伸びるようです。


にょろ~んの先っちょに用無しになった花の残骸がついています。
いまあるにょろ~んが10本ぐらいで、
まだ花が咲いてるのも同じくらいあるので、
全部無駄なく使えれば(まず不可能)バジル炒め100人分にはなるでしょう。
こんなことでとても喜ばしいのは歳のせいでしょうか?

来週のことをお知らせしておくと、
ランチは鶏ごはんとグリーンカレーヌードルです。
まるで「来週までブログ更新しません」宣言みたいですけど、
十中八九そうだと思います。  

Posted by soi at 00:50Comments(2)店のこと